1865年創業。培われてきた伝統と自然素材へのこだわりは家庭の食卓を飾るだけでなく、
食品産業と食文化の未来を開拓しています。
食の安全・安心を追求。当たり前のことを続けてきた勇気と信念が伝統を創りました。
伝統を過信しないチャレンジ精神
当社は1865年に醤油醸造業として創業し、長い歴史を築いてきました。その時々の社会情勢や経済状況に合わせた転換期はありましたが、その中でも大きな転機となったのは1971年の「からし酢みそ」の開発と市場投入です。未知なる分野ではありましたが、今日の発展の礎となったエポックメーキングと言えるでしょう。
伝統と信頼を培った企業風土
当社の特長は、天然素材のみを使用し、いかなる保存料も使わないという商品の魅力。これはある意味、非常に勇気と信念、そしてチャレンジ精神を伴う企業姿勢のあらわれでもあります。開発途中の製品でも防腐剤使用が不可避となれば、開発そのものを中止するほどで、こうした企業姿勢がお客様に食の安心・安全を提供できる基盤となり、また「藤商店でなくては…」というコアなファン層を生み、創業155年という長い歴史を培ってきました。
さらなる飛躍を求めて
現在、東京、大阪などを始め全国に5つの支社を配備し、「からし酢みそ」や「鍋のつゆ」といった製品はすでに全国のスーパーマーケットの約9割で長年お取り扱いいただいているほどのロングセラー商品、ヒット商品となりました。今後も業務の効率化や取引先との連携を深めるために支社・支店を拡充させ、より密度の細かな営業体制を整えていく計画が進行中です。食品卸業や量販店などに、「食」を含めたさまざまな情報を提供し、それぞれの業態にあわせた営業計画や商品展開を一緒に考えていく提案型営業を今後も力を入れてまいります。